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【商品レビュー】最強の防災ラジオ SONY ICF-B99、ICF-B300

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最強の防災ラジオと名高いSONY ICF-B99をレビューしたいと思います。

防災ラジオは各社いろいろな商品を発売していますが、SONYのICF-B99は防災ラジオに求められる各機能を持ち、手回しハンドルの耐久性、SONY製というブランド性から「最強の防災ラジオ」と言われているとかいないとか。

防災ラジオをご検討中のあなたの参考になれば幸いです。

それでは行きましょう!

購入時の状況

購入履歴を振り返ると、2018年9月に注文して2019年4月に納品されていました。

実に注文から納品まで7か月掛かっていたんですね。

当時ICFーB99の注文が殺到し、SONYが一時受注を停止する状態になっていたからなんです。

私は幸い受注停止になる前にオーダーが出来たのですが、ネット通販では軒並み売り切れで、高値で出品されているケースも見かけました。

そんな状況で、唯一まともに注文できたのがSONYの公式ストアだったのを覚えています。

品薄の背景

出典:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」

2018年は「西日本豪雨」、「大阪北部地震」、「北海道胆振(いぶり)東部地震」、「台風21号などによる関西空港水没」など多くの自然災害に見舞われた年で、防災用品への注目度も高まった年でありました。

「北海道胆振(いぶり)東部地震」では北海道全域が停電する“ブラックアウト”が発生し、インターネット、電話も機能しない状況が現実のものとなりました。

停電により町の機能が次々と停止していく中、情報から遮断されていく不安と恐怖は想像に難くありません。

そんな中、情報源として機能を果たしたのがラジオだったそうです。

この教訓をきっかけに改めて「防災ラジオ」が見直され、私もその一人ですが、最強の「防災ラジオ」と名高いICF-B99を買い求める動きが殺到し、メーカーも受注停止する状況になりました。

このような背景で、当時は非常に入手困難な状況になっていました。

いざという時だけじゃなく、普段使いにも!防災ラジオのススメ 今回は、災害時には重要な要素であるものの、キャンプでは盲点となりがちな「情報収集」手段としてのラジオを取り上げてみたいと思います。 ...

概要

  • ラジオ機能(AM、FM、ワイドFM)
  • 複数の給電方法(単三電池、手回し充電、USB AC充電、ソーラー充電)
  • スマホなどへの電源供給が出来る(USB給電)
  • LEDライト付き
  • イヤホンジャック付き
  • 防水設計(IPX4相当)

このような機能を持っています。

製品の両サイドです。ジャック部分は、ゴム製のふたがついています。
電池カバーは防水パッキン付きです。内蔵充電池/単3電池の電源切替スイッチがついています。

付属品

  • マイクロUSBケーブル
  • ガラケー用の変換アダプタ
  • 非常用の笛
  • ハンドストラップ
  • キャリングポーチ

ガラケー用の変換アダプタはもう使う事は無いものの、発売が2015年である事を考えると時代の移り変わりを感じます。

ICF-B99とICF-B300の違いについて

2022年8月にICF-B99の後継となるICF-B300が発売されました。

ICF-B99と異なる点は以下の3つ

ラジオチューニングの方式

チューニング方式が「バリコンチューニング方式」から「電気的チューニング方式」に変更され、選局がスムーズになった

ご使用の環境によりますが、ICF-B99はチューニングをシビアに合わせないと綺麗な受信が難しいのですが、チューニング方式の変更で合わせやすく進化しました。

付属品の変更

ガラケー用の変換アダプターから、USB Type Cケーブルに変更されました。(従来より付属していたマイクロUSBケーブルは引き続き付属)

これは時代ですね。ICF-B99の発売が2015年ですので時代に追従した判断でしょう。

ICF-B99

ICF-B300

ICF-B99/B300とICF-B09の違い

姉妹品のICF-B09との違いを見ていきましょう。違いは以下の2点になります。

機能ICF-B99/B300ICF-B09
製品上部の機能ソーラー充電ソフトライト
内蔵バッテリーのUSB AC充電×

ソーラー充電とソフトライト

ソーラー充電は、ざっくり1時間の充電で、手回し充電1分間くらいの発電能力です。

無いよりはマシという程度です。

なので、ランタンのような使い方ができるソフトライトの方が実用的と思います。

内蔵バッテリーの充電について

USB AC充電時はランプが点灯します。

いずれの機種も電池で内蔵バッテリーを充電する機能はありません。

ICF-B99/B300はUSB AC充電が可能ですが、ICF-B09はUSB AC充電はできず、手回し発電のみになります。

内蔵バッテリーの運用方法が多彩なICF-B99/B300が上位扱いなのはこの辺でしょうか。

災害時にラジオを優先して運用したい状況になった場合、モバイルバッテリーで内蔵バッテリーを充電する事も可能です。

選択肢が多い点で、防災ラジオとしては有利かと思います。

どちらの機種にも優れた点がありますが、メインであるラジオ機能を災害時により継続して使える可能性(選択肢)が多いICF-B99、ICF-B300が一枚上手です。

ICF-B09

価格改定の影響

出典:ソニー公式ストア(2022/9/11時点の情報です)

現在ではソニーストアではICF-B99の販売は終了しています。(2022/11/19更新)

ソニーストア価格では、ICF-B99が9,900円、ICF-B300が16,500円とかなり価格が上がった印象です。

昨今の電子部品や石油製品の価格高騰による値上がりの影響かと思われます。

なお、ICF-B99と同時に発売された姉妹品のICF-B09は9,900円→13,200円に価格改定されており、ICF-B99はICF-B300 に切替わって終息する機種のため、価格改定の対象外とされたことが分ります。

一方で、上記の通りICF-B300も基本設計はほぼ同じなので、安くお求めになりたい方は、ICF-B99が購入できるうちに従来価格で購入するのも手かと思います。

USB Type Cケーブルは別ですでに持っている可能性も高いですしね・・・

おススメの追加準備品

追加で用意しておくと良いものをまとめました。

有線のイヤホン

イヤホンジャックがありますが、イヤホンは付属していません。周囲を気にする場面を想定して準備しておきましょう。

私は古いiPhoneに付属していた有線イヤホンをポーチに入れています。

充電したい機器に合ったケーブルや変換アダプタ

言わずもがなですが、充電したい機器に接続出来ないと使い物になりません

充電する機器とケーブル類、その他機器の付属ケーブルなどあらかじめ確認するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最強の防災ラジオ“ICF-B99/ICF-B300”をご紹介致しました。

防災ラジオですが、普段使いのラジオとしてももちろんオススメです。

東南海地震や首都直下型地震が高確率で発生すると言われています。

防災ラジオを始め、いざという時の備えをすることは、自分や大切な人を助ける事になると思って私も少しずつ準備しています。

備えあれば憂いなしです。

共に備えて参りましょう!

それではまた。

ICF-B99

ICF-B300

ICF-B09

ABOUT ME
マヨなさ
キャンプ&登山が好きな40代2児の父。 振り返ってみれば、学びは体験と失敗によって得られたように思います。あなたの体験と失敗のお手伝いをさせて頂けるような情報発信をして行きます!