結論を言いますと、「キャンプとは、非日常を体験すること」この一言にキャンプの醍醐味が集約されていると考えています。
キャンプって楽しいの?何のためにやってるの?
こんな疑問をお持ちの方への一つのお答えを示せればと思います。
“キャンプ”の言葉の意味とは
山、高原、海岸などにテントを張って野営する遊び。また、野営すること。
- 軍隊の駐屯地
- スポーツ選手などの合宿練習
- 捕虜や難民の収容所
当ブログで扱う「キャンプ」とは1つ目の意味である、「テントを張って野営すること」のキャンプです。
“野営”とは「野外に宿営する事。また、その陣営。露営」とあります。“宿営“とは「陣をとって宿泊すること」とあります。
つまり、言葉の意味を紐解くと、キャンプとは「野外にテントなどを張って宿泊する事。それを行うレジャー」と言うことが出来ます。
キャンプはなぜ楽しい?
“屋外にテントを張って宿泊する事”がなぜ楽しいのでしょうか?
私は以下の理由があると考えています。
- 五感を指摘するあれやこれや
- キャンプ道具を使う楽しみ
- 工夫次第であなただけの心地よいサイト(居場所)が作れる
- ゆっくり流れる時間を楽しむ
- 外で食べるだけでご飯が美味い
- 焚き火
それぞれ解説していきたいと思います。
五感を刺激するあれやこれや
屋外での活動になるので、自然をダイレクトに感じることができます。私たち人間が本能的に持っている感性が解放するのではないでしょうか?
雨の音、夜の闇、星の瞬き、風の匂い、暖かな太陽、虫の音色、川のせせらぎ、木の葉の擦れる音、焚き火の揺らぎ、木のはぜる音・・・
どこか懐かしく、冒険に行くようなワクワク感。
キャンプ道具を使う楽しみ
私たちの暮らしは電気によって支えられていると言っても過言ではありません。
そんな現代において、屋外で使用し(基本的には)電源に接続しないキャンプ用具は、普段使っている電化製品に比べて不便です。
しかし、その電気を使わない不便さこそが、キャンプをキャンプたらしめている側面があり、その不便を楽しんでしまう所もキャンプならではの楽しみであると考えます。
電気がなくても快適に過ごす工夫と、ギアのもたらしてくれる「体験」へのワクワク感は、早くキャンプで使いたい!という気持ちを沸き立てます。
ギアを使い込んで「育てる」事や、メンテナンスをして「労わる」ことでギアへの愛着が増し、更に使いたくなります。
工夫次第であなただけの心地よいサイト(居場所)が作れる
天候や地面の状況、サイトの周辺状況を考慮してのサイト設営は、さながら陣を構えるようなものです。手持ちの装備と設置者の考え、知識、経験でオリジナルなサイトでキャンプを行うことができます。
ゆっくり流れる時間を楽しむ
そうして作ったサイトで過ごすゆったりとした時間は、まさに至福のひとときになると思います。私なんかは記事を書きながら妄想するだけでコーヒー1杯行けます(笑)
外で食べるだけでご飯が美味い
これは登山でも言えることなのですが、外で食べる食事はそれだけで美味い!
だけど私の場合は、ただお湯を沸かすだとしても、何かしらの調理があると美味しさは別格になると思っています。
焚き火
キャンプと言えば焚き火だ!なんて方も多いのではないでしょうか?
キャンプという枠から飛び出して、独立したジャンルになりつつある「焚き火」。かくいう私も焚き火は大好物です。焚き火は五感全てをキャンプに浸らせてくれます。
燃える火の揺らぎを見て、炎の暖かさを感じ、薪のはぜる音を聞き、木や葉が燃える匂いを嗅ぐ。そして火によって調理された料理を味わう。焚き火はキャンプの神髄と言えるでしょう。
「キャンプとは、非日常を体験すること」
「キャンプとは、非日常を体験すること」
この一言にキャンプの醍醐味が集約されていると考えています。
普段の生活を抜け出して自然に身を置き、自然を感じる。電気を使わない道具たちで構成された、オリジナルの工夫を凝らしたサイト。
焚き火を囲んで食事を、会話を楽しむ。はたまた、黙々と焚き火に向かい、炎の揺らぎと語らう。それぞれのやり方で、それぞれにゆったりと流れる時間を過ごす・・・
そんな時間を大切だと思えるあなたは「キャンパー」です。
かなり妄想しながら書き進めてしまいましたが(笑)、私の考えるキャンプの楽しみはこんな感じです。
以上、私が考えるキャンプの醍醐味をご紹介致しました。
ソロキャンプ、デュオキャンプ、ファミリーキャンプそれぞれの景色があり、正解なんてものはないと思っています。「みんな違ってみんな良い」です。楽しみは人それぞれですが、マナーとルールは守ってお互い気持ちよくキャンプできるようにしましょう!
防災の知識と実践になる
キャンプの楽しみとは異なるかも知れませんが、キャンプとは「野外にテントなどを張って宿泊する事。それを行うレジャー」とご紹介しました。
自然災害などによって避難生活を余儀なくされた際、キャンプというレジャーによって得た知識・経験は必ず役に立ちます。道具が無事ならさらに心強いと思います。
いつやってくるか知れない災害への備えを、楽しみながら知らず知らずのうちに行っているというキャンプの側面は強調したいなと思います。
番外編
なお、父親目線でのメリットですが、キャンプに行くことそれ自体が、お子さんにとってはアクティビティであり、学びの場であり、思い出にもなります。自分も楽しみつつ、家族サービスにもなるので、オススメです。
お父さん、お母さんはしこたま疲れますけどね(笑)
さいごに
さて、いろいろと書いて参りましたが、私自身も数えるほどしかキャンプに行った事のない初心者です。月に1回ペースでキャンプに行けたらいいなと考えています。
初心者でいられるのは今しかない!初心者ならではの目線でのお役立ち情報を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。