初めて購入したアウトドア道具の一つです。2013年に購入して以来、現在に至るまで登山・キャンプとアウトドアにはいつも持ち出していますが、1度も故障する事なく安定した働きをしてくれています。私にとっては信頼度120%のシングルバーナーで、どなたにもオススメしたいバーナーです。
スペック
シングルバーナーの「ど定番」プリムス P-135ウルトラバーナーです。
一体型のシングルバーナーで、燃料はOD缶のガスになります。(安全のため、プリムスのOD缶にしてくださいね。)それでは、スペックを見ていきましょう。
スペック
- 出力:4.2kW/3,600kcal/h
- ガス消費量:245g/h
- 燃焼時間:約55分(IP−250タイプガス使用時)
- ゴトク径:大148mm/小90mm
- 収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
- 本体重量:116g
- ナイロンスタッフバッグ付属
- ガスカートリッジ別売
製品の特徴
- 3,600Kcal/hのハイパワー
- 安定性の高い4本ゴトク
- 手のひらサイズの収納性
- 116gの軽量
特徴というかこのバーナーの全てです(笑)。
ハイパワー、コンパクト、軽量。アウトドアに欲しい要素を兼ね備えています。
また、TPOによってはデメリットかも知れませんが、ガッツリ燃焼させた時の音が結構迫力があったりします。
デメリット
私は経験した訳では無いのですが、点火装置が壊れたという意見を見かけます。故障してもライターやマッチで点火すれば問題ありません。そもそも点火装置が無いバーナーもありますし。軽量化のために外してしまう方も見えます。なお、この点火装置は交換パーツで販売されています。
一体型のシングルバーナー全般に言える弱点は致し方ありませんが、それを除けば点火装置のことくらいで、デメリットらしいデメリットはありません。
ちなみに、一体型シングルバーナーの弱点とは以下の点です。
- 鉄製鍋・フライパンは輻射熱がガス缶に伝わり、爆発のリスクがある
- ガス缶の上にバーナーを取り付け、その上にクッカーなどを置くため、分離型バーナーと比べると安定性では不利
メンテナンス
点火装置の買い替えはお好みでOKですが、「Oリング」は定期交換したいパーツです。Oリングはガス缶とバーナーの接合部を密封してガスが漏れないようにするパーツです。
P−153ウルトラバーナーは故障にし難い機器であるが故に、Oリングが劣化した状態のまま使用している可能性があります。Oリングが劣化して弾力性がなくなるとやがて亀裂が入り、ガス漏れの原因となります。ガス機器は火を取り扱うため思わぬ事故になりかねません。
プリムス公式ページに詳しい説明がありますので、ぜひご一読ください。
P−153用のOリングは「O-RING-4」になります。(2個入りで220円)
安全に関わるパーツなのでメーカー純正品を使用するようにしましょう。
まとめ
使用頻度のバラツキはありつつも約9年、一度も壊れることなくパフォーマンスを発揮し続けてくれているプリムス P-135ウルトラバーナー。
私の愛着も多分に含まれておりますが、とりあえずこれを買っておけば間違いなし!というバーナーなので、最初のバーナーにオススメです。
登山やキャンプで湯を沸かして作るラーメンやコーヒーの美味しさをP-153が教えてくれました。あなたの「相棒」は何ですか?
それでは、また。