唐突ですが、家でランタンの光で過ごす夜が好きです。
ランタンって言っても、家の中で使うのでLEDのランタンですけど。
煌々と照らすわけではなく、かといって暗い訳でもない。
懐中電灯よりは光の広がりがあって、本を読んだりする時は白い光を、まったりと音楽を聴きたい時にはオレンジの光を。
天井のライトと違って、部屋の中に明るい場所と暗い場所が混在するのが落ち着くのだろうか。感覚的には焚き火の感覚に近いのかもしれない。
夜の闇にランタンの光。
原始時代からの習性?
先日読んだ「最高の体調」という本で、『人間は文明を発達させてきたが、こと身体は原始の生活をしていた時から、ほぼ変わっていない。
現代人の体の不調は、原始の時代と現代の生活様式とのギャップが身体がバグを起こしている「現代病」なのだ』と大変興味深い内容だった。
焚き火のゆらぎを見ていると落ち着くのも、遺伝子に刻まれた原始からのプログラムによるのだとしたら、真っ暗な部屋でランタンの光で過ごすのって「なんちゃって焚き火」のようなことなのだろうか。
そう考えるとランタンの光だけで過ごす夜が好きなのも合点が行く気がする。
ということは、これを読んでいるあなたも、真っ暗な部屋でランタンの光で過ごすのが気にいるのではないかと思うのです。
ぜひ一度お試しあれ。