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料理に焚き火にこれ一本?アウトドアナイフのススメ

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キャンプ番組や動画を見ているとカッコよくナイフを使って、いろんな事をしています。食材を切ったり、薪を割ったり、フェザースティックを作ったり…

でも、アウトドア用ナイフって必要なの?包丁ではダメなの?

興味はあるんだけど、始めは必要性について悩みますよね。

この記事を読むと、アウトドアナイフについてざっくり分かるようになります。

アウトドアナイフを導入するかどうかの判断材料にしてもらえたら幸いです。

アウトドアナイフは必要?

結論を言いますと、キャンプをするだけなら、あっても無くても大丈夫です(笑)

食材を切るには包丁の方が切りやすいです。

薪割りするのなら斧を使う方が効率的です。

それぞれの道具に得意な使い方があると理解していても、それ用の道具を準備して使い分けるのって面倒ですよね。アウトドアシーンでは特に(笑)

万能って訳では無いけど、守備範囲が広く1本で色々できるのが「アウトドアナイフ」の優れている点です。

キャンプに持って行くと実際便利だし、“アウトドアしている感”が高まるのでオススメしたいアイテムです。

アウトドアナイフって何をするもの?

「切る」「削ぐ」の他に、アウトドアナイフでは「薪割り」もできます。

具体的には以下のような使い方です。

  • 薪を細く割る「バトニンク」(フルタングナイフのみ)
  • 薪を着火しやすく加工する「フェザースティック」
  • 袋や紐、結束バンド等の切断(薪を買った時のバンドとか)
  • メタルマッチ(ファイヤースターター)を用いたの火起こし(ナイフによりますが)
  • ちょっとした工作(笑)
  • 食材のカット(これもナイフによります。刃が厚いとすごく切りにくいです)

イメージは、包丁・カッターナイフ・軽めの鉈を兼ねるような道具と言えます。

アウトドアナイフの種類

アウトドアナイフは大きくフルタングナイフ・折りたたみ式ナイフ・マルチツールのナイフ3つに分類できます。

フルタングナイフ

フルタングナイフはナイフの持ち手の部分にもブレード(刀身)が続いていて、持ち手の素材でブレードを挟み込んでいる構造のナイフです。

ブレードが持ち手部分の中でどのようになっているかで、さらに細分化されます。

「タング」というのは、ナイフの持ち手の部分に隠れているブレードのことです。

また、フルタングナイフは刃をシース(鞘)に収める事から「シースナイフ」と表現される場合もあります。

折りたたみ式ナイフ(フォールディングナイフ)

折りたたみナイフは、刃の部分を持ち手に折りたたんで収納できるナイフになります。

メリットはコンパクトに持ち運びができる点です。

ゴツいものから繊細なものまで、用途に応じて様々な製品があるのも魅力です。

デメリットは、折りたたみ式という構造上、バトニングのようなハードな使用には向かないことです。

マルチツールのナイフ

ナイフおよびハサミ・ドライバー・缶切りなどが一体となったマルチツールのナイフ。

「コンパクトで多機能」であるので、キャンプはもちろん、登山や防災グッズにも適しています。

コンパクトであるが故に、刃は薄く強度が求められるような使い方には向きませんが、一本持っておくとキャンプや登山の際に色々役立ちます。とりあえず持ち物に入れているアイテムです。

私はカタログギフトでもらったビクトリノックスの「スパルタン」を愛用しています。機会があればお試しにいかがでしょうか?

アウトドアナイフの素材

ナイフの素材は大きくステンレス鋼材と炭素鋼の2つに分類されます。

ステンレス鋼材

錆びにくく、メンテナンスも簡単なのが特徴

刀身がシルバーのやつです。

炭素鋼

ステンレスに比べて錆びやすいが、切れ味が良いのが特徴です。

刀身が黒いやつです。

ステンレスのナイフよりお値段高めなイメージ

初心者にはステンレスのナイフが無難な気がしますが、好みで良いと思います。

アウトドアナイフの手入れ

  • 使用後はお湯で洗って、しっかり乾燥。
  • 切れ味が落ちてきたら砥石での刃研ぎ
  • 防さび油の塗布(ステンレスの場合は不要)

刃研ぎはダイヤモンドシャープナーではなく、ぜひ砥石を使ってください。

ダイヤモンドシャープナーは一時的に切れ味を復活させたい時に有効ですが、刃を研いでいる訳ではなく、刃先を荒らすことで食いつきを一時的に良くするための手段です。

砥石は、荒砥石と中砥石と仕上砥石を使いわけて仕上げていきます。

  • 荒砥石:欠けてしまった刃先を修復する場合に使用
  • 中砥石:切れの悪くなった刃先を研ぐのに使用
  • 仕上砥石:中砥石よりもさらに切れ味を良くするために使用

それぞれの砥石の役割はこのようになります。

初めは中砥石のみからでもOKです。

もちろんナイフだけではなく、包丁もハサミも研ぐことができます。

練習を兼ねて包丁やハサミを研ぐと家族にも喜ばれて一石二鳥です(笑)

道具を手入れすると、道具を育てているような感覚になって愛着が沸いてきますよね。

私もまだまだ研ぐのは下手ですが、切れ味が復活してスパスパ切れるようになるのはちょっとした快感です!あなたも是非チャレンジしてみてください!!

刃研ぎについて この記事では砥石を使用した刃研ぎについてご紹介します。 切れの悪くなった包丁などを研いであげると家族も喜びますよ! 砥石の...

まとめ

アウトドアナイフは1本で何役もこなせるマルチな道具です。

  • ナイフの種類はフルタング、フォールディング、マルチツールの3つ
  • ナイフの素材はステンレス、炭素鋼の2つ

炭素鋼のマルチツールナイフって聞かないので実質5パターンの組み合わせです。

あなたとアウトドアナイフのステキな出会いがありますように・・・

私の使用しているナイフの紹介記事も是非読んで頂けたらうれしいです!

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それではまた。

ABOUT ME
マヨなさ
キャンプ&登山が好きな40代2児の父。 振り返ってみれば、学びは体験と失敗によって得られたように思います。あなたの体験と失敗のお手伝いをさせて頂けるような情報発信をして行きます!