キャンプで活躍すること間違いなしのど定番ナイフ。
オピネルの折りたたみナイフを購入しましたので、レビューして行きたいと思います。
オピネルのナイフ
ナイフの柄に刻印されている「SAVOIE FRANCE」とは、フランスのサヴォワ地方という意味で、オピネルの創業地なんだそうです。
日本で言うと「TOKYO JAPAN」みたいな事っていえばイメージ湧きやすいですかね。
オピネルの折りたたみナイフを食材を切るためのナイフとして購入しましたんで、この記事では食材を切るナイフとしてのレビューになります。
バトニング用ナイフは持ってるけど、それで食材を切るのはしんどい!
食材用のナイフを買おうかな・・・
なんて事でオピネルをご検討中の方のご参考になれば幸いです。よろしくお願いします!
ナイフ選びのポイント
オピネルの折りたたみナイフを選ぶポイントは大きく分けて以下の2点です。
- 刃の素材
- ナイフのサイズ
刃の素材は、ステンレスとハイカーボンスチールの2種類があり、ナイフのサイズは、№6~10と№12の計6種類となっています。
つまり、ナイフのラインナップは計12種類あることになります。
刃の素材
- ステンレスはさびに強く扱いが簡単
- ハイカーボンスチールは切れ味が良いが錆びやすい
私は迷わずステンレスを選択しました。
ナイフのサイズ
食材を切るという用途で考えると刃渡り100mm前後は欲しいところです。
ただし、No.12の刃渡り120mmは三徳包丁クラスのサイズになり、アウトドアでは大きすぎる。
そう考えて絞り込むと№8~№10になってきます。で、皆さんどれにするか迷われるようです(笑)
№8 | 刃渡り約85mm |
№9 | 刃渡り約90mm |
№10 | 刃渡り約100mm |
どれもそんなに変らないように思うし、意外と違うものなのかなとも思ったり・・・何か決め手がないんですよね。
決め方のひとつとして、誰が使うかによって決めるのも手かと思います。
- 女性の使いやすいサイズは№8か№9
- 男性の使いやすいサイズは№9か№10
こんな感じで紹介されているケースが多いように思われ、私も奥さんもキャンプで料理するので、間を取って№9でいいかと決めました。
あと、アマゾンのレビュー数でも№9がダントツに多かったので、ステンレス刃の№9は、定番中の定番ということなんですかね。
柄の素材
ステンレス刃の№8と№9に限定ですが、柄の素材がオーク、ウォールナット、オリーブで作られた“ラグジュアリー”もラインナップされています。(通常版はブナ材)
“ラグジュアリー”の場合は、柄の刻印「OPINEL SAVOIE FRANCE」は無しです。
少し心が動きましたが、お値段ちょっと高めなのと、そういうの気にするの最初だけだよなぁと思い、私は通常版の方にしました。
通常版だとお試しで買ってもいいかなくらいの良コスパですし。
そんな訳で、オピネルのステンレスNo.9がやって来ました。
オピネル№9レビュー
折りたたんだ状態
刃を折りたたんだ状態で、約13cmの長さです。
ロック機構のパーツに「№9」と「MADE IN FRANCE」の文字が掘られています。
刃を出した状態
刃を出した状態で約22cmの長さです。
ナイフを握るとこんな感じです。
重さ約57gで、非常に軽いです。
刃の厚み
刃の厚みは2mmです。
刃にはオピネルのロゴと、「王冠を頂く手」のエンブレム、「錆びない鋼鉄」を意味する「INOX」の文字が刻印されています。
カーボンスチールのナイフには「CARBONE」の文字が刻印されているとのこと。
安全ロック機構
刃の根元にある金具を回し、折りたたみの溝をふさぐ事でナイフをロックする「ヴィロブロック」というロック機構がついています。
注意事項
説明書の記載から有用と思われる内容を抜粋いたしました。
刃研ぎについて
『こちらのナイフは製造時に研ぎ作業が完全ではなく、刃の部分に凹みなどがある場合もございます。本来の切れ味を発揮させるため、ご購入直後に一度お客様ご自身で刃を研いでいただいてから、ご使用いただきますようお願いいたします。』
刃研ぎしない状態でウィンナーを切った所、切れるんだけど最後の皮が切りきれない感覚だったので、刃研ぎする事にしました。
砥石に柄が当たるので、刃の根元側は研ぎにくさを感じました
刃研ぎについては、こちらの記事でもご紹介しています。
ハンドル(柄)について
『ハンドル部分は水分を吸うと膨張し、ブレードの出し入れがしにくくなってしまいます。極力濡らさないようお使いいただくか、濡れた場合はしっかり乾かし、湿気の少ない場所で保管してください。』
とは言え、洗ったりすると濡れますよね(笑)
濡れてしまうと、しっかり膨張するので刃がガチガチにホールドされて動かなくなります。
しかし、力尽くで刃を出すのは危険です。
「サヴォワ打ち」という方法で簡単に刃を出すことができるのでお試しあれ。
- 回転ロックを回して溝を解放します。
- ハンドルでナイフを持ちます。回転ロックは手のひらにあり、溝は下向きで、指で覆われてはいけません。
- 固い表面を鋭く叩きます (テーブルなど。ただし、損傷する可能性がある壊れやすい表面は避けてください)。
- 衝撃でブレードが解放され、簡単に開きます。
出典: オピネル公式サイトより
まとめ
オピネルのナイフは、キャンプ関連のページで「よく見るナイフ」で何となく憧れていました。
シンプルで、軽量で使いやすく、見た目もかっこよく、コスパもいい。
定番には定番たる所以があるんですね!
それではまた。