昼間は問題ないのに、夜に車の運転をすると見づらくて困る
そうかと言って、夜の運転用にメガネを作るのもなぁ・・・
そんな経験は無いでしょうか?
それは、昼と夜では視力が変わるからで、「夜間視力」が関係しているかも知れません。
私もまさにそういう悩みを持つひとりで、夜の運転用メガネを作ろうと考えたこともありました。
そんな「夜の見づらさ」を補助してくれるレンズを見つけたので試してみました。
同じ悩みを持つあなたの参考になれば幸いです。
夜間視力とは?
昼間に比べて光の少ない夜。
光を多く取り込むために瞳孔が開くと、瞳孔が絞られている時と比べて、焦点がずれてしまうために夜間は昼間に比べてモノがぼやけて見えるという理屈だそうです。
この夜間の見え方のことを「夜間視力」と言います。
下記サイトにてわかりやすく解説されております。
東海光学株式会社ブログ 夜になると運転しにくい?原因と対策をご紹介!
夜の運転が見づらくて近頃しんどい
私は裸眼視力が両目とも0.02くらいの強度近視です。近頃は乱視も入ってきて、特に夜間の自動車運転はしんどくなってきました。特に雨の日の夜の運転はイヤですね〜
我が家は奥さんペーパードライバーなので、出かける時は私が運転するしかないという事情があったりします。
「夜は運転するのは嫌です」なんて事は言わないけれど、夜間の運転がストレスになっているのは本音ではございます。
ナイトグラスの紹介
そんな訳で、夜間視力を補助するレンズを試してみることにしました。
東海光学さんの「ナイトグラス」というものです。
普段メガネをかけているので、メガネの上から装着するクリップオンタイプを購入してみました。
メガネタイプもあります。
全く知らなかったのですが、一般医療機器として登録を受けている製品とのことで、添付文書(医薬品や医療機器に添付することが決められている書面)も付いていました。
わずかですが度が入っているレンズなので、「視力補正用眼鏡レンズ」になるのですね。
レンズ度数-0.25Dという、ごく弱めの度数が入っているレンズが使用されています。
私のメガネの度数が-7.00程なので、単純計算で3.5%くらい度数がブーストされる形ですね。
昼間と夜間の視力差は個人差があるので、-0.25Dという度数が合っているのかどうかも個人差ということになります。
メガネに装着してみた
メガネをかけている上からメガネを2重にかけるイメージです。
ダブルメガネです。
普段用のメガネに装着した所
フレームが薄く、細いのでレンズにクリップを挟む形になりました。
スポーツ用メガネに装着した所
フレームが太いため、目一杯クリップを開いて少し押し込み気味に取り付けました。
取り付け箇所のフレーム太さは6mmでしたので、6mmが取り付けられる限度です。
クリップ式のサングラスと同様に、跳ね上げることも出来ます。
ナイトグラスの重さ
ナイトグラスの重さは14.5gですが、メガネに取り付けてみると重みは感じました。
慣れが必要なレベルかなと思います。
デメリットと使用上のポイント
使ってみて感じたデメリットは以下です。
- メガネに取り付けると重くなる
- 見た目がダサい笑
クリップタイプである以上、これについては仕方ありませんね。
夜の運転か自宅で使うくらいなので、どちらも気にしていませんけどね笑。
ナイトグラスは、必要な時だけ装着するのがポイントと感じました。
ごく弱い度数が入ったレンズをプラスする事で夜間視力を補助するレンズです。
常時装用するなどしてその度数に慣れてしまっては、夜間視力を補助する目的を達成する事ができなくなります。
ナイトグラスによる見え方のレビュー
夜間の照明が付いた室内
ナイトグラスの有り/無しで見え方を比較すると、有りの方が若干はっきりと見えるというレベルでした。
パソコンの画面などを見た時のまぶしさは軽減されているなと感じます。
夜間の自動車の運転
夜間・雨天という条件下で、ナイトグラスをして自動車の運転をしてみました。
未使用時に比べると、1ランク見え方が明瞭になったように感じました。
また、照明下の室内に比べて、より暗い条件の運転時の方が、ナイトグラスによる補助効果を感じました。
夜間の運転での見づらいことによるストレスは、ナイトグラスを装着することで軽減されたと感じます。
劇的に改善するというものではありませんし、感じ方には個人差がありますが、夜間視力の補助はされているなと分かりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ナイトグラスは、夜間視力を補助する道具として有効だと感じました。
夜の運転などでの見づらさにお悩みの方には是非試して欲しいアイテムです。
年を取ると、体の衰えをカバーするために色々な道具に助けてもらっているなぁと感じることが多くなりました。
「健康」は何物にも代えがたい宝物であることを私も再認識して、大切にしていきたいと思います。
それではまた。