いきなりですが、おさらいです。
クーラーボックスは断熱する箱。それだけでは食料を冷やす事は出来ません。
なのでクーラーボックスの中を冷たい状態にキープするため保冷剤を使います。
では、
- クーラーボックスの容量に対し、保冷剤はどの位が適量なのか?
- 保冷剤の入れ方(置き方)のポイントは何か?
食材を美味しく保存し、キャンプの楽しさをアップしたいあなた。
初の2泊キャンプを控え、クーラーボックス運用のレベルアップをしたいあなた。(私もです)
ぜひ一緒に学んで行きましょう!
我が家のクーラーボックス事情
我が家は大人2人、子ども2人の4人家族です。
4人で2泊3日のキャンプに行けるイメージで56Lの容量のコールマン 60QTを購入しました。その当時は必要ならクーラーボックスを2個使いすれば良いという発想がありませんでした(笑)
妻からは「大きすぎじゃない?」と微妙な反応を頂きました(笑)
1泊のキャンプでは4人分の食料品と保冷剤を入れても、結構スペースが空くような状態でした。
1泊の夏キャンプではあり合わせの保冷剤を総動員して何とかなったものの、2泊となってくるとそれなりに対策を考えなくてはと思い、保冷剤の充実を図ることにしました。
ちなみに、これが我が家の保冷剤ラインナップ(笑)
こうやって見ると、1泊でもよくこれでキャンプ行っていたなぁとも思いました。
めんたいパーク多いですね・・・
保冷剤や食材の配置に気を遣って食材を入れるも、食材の出し入れで配置がぐちゃぐちゃになってしまい、1泊2日をどうにか乗り切っているような使い方でした。
保冷剤の質・量ともに十分でなく、食べきらなかったお肉が傷んでしまったこともありました。
どの位の保冷剤が必要なのか?
保冷剤はクーラーボックスの容量の1/4が適量と言われています。
60QTは2Lのペットボトル12本を収納出来るので、2Lのペットボトル3本程度の容量の保冷剤が目安になる・・・ということかな?
分かりにくいですね。すいません。
クーラーボックスに合う保冷剤は?
キャンプ関係のサイトを見ているとやたら紹介されているロゴスの氷点下パック。
保冷剤の代表選手のように紹介されまくっていますので、無意識に刷り込まれていたのでしょうね。
はい。私もロゴスの氷点下パック一択で購入しました。問題はどのサイズが60QTにフィットするのか。
底面にモノを置くには中途半端なくぼみがあるんですよね。サイズを測ると・・・ざっくり35cm×25cm
氷点下パックのサイズ
サイズ | タテ | ヨコ | 重さ | 1個の目安容量 |
M | 19.6cm | 13.8cm | 600g | 8L |
L | 25.5cm | 16.4cm | 900g | 12L |
XL | 25.5 | 19.5cm | 1200g | 16L |
Lサイズを2個並べたら、ちょうど底面のくぼみにハマるような感じです。
ハマりました。もしかして保冷剤を入れるためスペースなんでしょうか?
気持ち悪いくらいのシンデレラフィットです。
底面のくぼみにロゴス 氷点下パックLを2個入れることで、クーラーボックスの底面がフラットな状態になり収納しやすくなりました。やはり保冷剤を入れるためのスペースなんでしょうか?
食材の上に置くようにロゴス 氷点下パックXLを2個使います。ということで、氷点下パックLを2個、XLを2個を購入したのでした。
Lサイズ1個で12L×2個=24L
XLサイズ1個で16L×2個=32L
合計で56LとQT60の容量である56Lになりました。
どのように保冷剤を入れる?
冷気は上から下に流れるので、クーラーボックスへの保冷剤の入れ方は「食材の上に置く」のがセオリーです。
さらに効果的な使い方として、クーラーボックスの底にも保冷剤を敷き食材を冷気でサンドイッチする方法もあります。
うちは「サンドイッチ」を採用して保冷剤を入れてみることにしました。
クーラーボックスのフタ裏のくぼみも、ロゴスの氷点下パックXLがちょうどハマりました。ここまで来ると、そのように作られている気がしてなりません
クーラーボックスの底に保冷剤を敷くので、地面からの熱への対策にもなるかなと思います。
重ねて、食材の出し入れで配置がぐちゃぐちゃになってしまったとしても、食材全体を上下から保冷剤でサンドイッチする事で「結果オーライ」に強引に持って行けるのでは無いかと目論んでいたりします(笑)
また、クーラーボックスは地面に直置きしてしまうと、地面の熱にダイレクトにさらされます。
日陰に、クーラーボックススタンドなどで地面から距離を取って置いてくださいね。
まとめ
- コールマン60QTの底面のくぼみには、ロゴスの氷点下パックL2個がシンデレラフィットする
- 保冷剤の量の目安は、クーラーボックスの容量の1/4
- 保冷剤を天面と底面に配置し、食材をサンドイッチするように保冷する
こんな感じで夏キャンプの対策を取ってみたいと思います。
クーラーボックスの運用って、各キャンパーさんの工夫が光るポイントですよね。
うちは子どもがジュースを求めてボックス内をかき回すので、仕切りでも入れて、食材と飲み物を区画化するなどの対策を考え中です(笑)
夏キャンプで2泊3日クーラーボックスを運用した結果
2023年7月15~17日の2泊3日でキャンプに行ってきました。(最高気温38℃を記録するような猛暑日でした。)
結論としては、なんとか2泊3日持ちこたえることが出来ました。
3日目のチェックアウトの際は、保冷材はほとんど機能していませんでしたが、底に敷いた保冷剤が下支えしていたようでした。
食材を取り出す際に保冷剤含めてぐちゃぐちゃになってしまったので、収納方法に改善の余地有りでした。
具体的には、ボックスの下側に入れた凍らせたペットボトル飲料を取り出すために引っ張り出すような事をして、保冷剤の配置などが早々に崩れてしまったりしました。
クーラーボックスの上から順番に使っていくように食材とドリンク類を配置しようかなと考え中です。
また、こんな工夫をしてみたというレポートがあればご報告します!
それではまた。